身体がストレスを感じると、体内に様々なホルモンが分泌されてホルモンバランスが崩れてしまうケースもあります。その中でも、ストレスとの関係が深いと言われているのが、ストレスホルモンの一つとも呼ばれる「コルチゾール」です。とはいうものの、コルチゾールがどのようなホルモンで、いったいどのような働きをしているのか、理解している人は少ないのではないでしょうか?そこで、コルチゾールの働きについて解説します!
コルチゾールの基本的な働き
コルチゾールは、腎臓の上にちょこんと乗っている副腎の周りにある、副腎皮質で作られるホルモンです。主に身体中のエネルギー(≒糖質)の流れに作用することから、糖質コルチコイドの一種として分類されています。また、ストレスを感じた状況で分泌されることから、ストレスホルモンともいわれています。ストレスホルモンと聞くと悪いイメージを持たれるかもしれません。しかしコルチゾールは、ストレスを感じたときにだけ分泌されるホルモンではありません。身体の機能を程よく保つために、不可欠な存在なのです。
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